ミッチェ、歯医者へ行く。

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そう、もう限界だった。。
歯の痛みに加え、何故か突発性難聴になった。もはや歯痛を抱えた佐村河内だ。。
とはいえ目眩が酷く、耳が聴こえないかと言われればそうじゃなくて耳詰まり程度だった。
しかしながら先日無料配信を開始したnegoの新曲3曲、こちらのマスタリングチェックはもはや俺の耳では出来ない。だって聴こえないんだもの。だから嫁に聞いてもらって俺からはOKを出した。

歯が痛くて耳も調子悪くて二日酔いも酷い。稀にみる満身創痍で、誰に相談しても「歯医者へ行け。」と言う。もういよいよ嘘も尽き果て、言い訳が出来なくなってきた。まさに小保方状態。
佐村河内で小保方状態の俺は歯医者に行くこと決意したのだった。

そして、俺はわざわざ先日トラウマを抱えたその歯医者に行った。

受付の人は「初診ですか?」と俺に聞く。
そして俺は「はい。初診です。」とハッキリ嘘をついた。
そりゃそうだ、「いや〜、前通っていたんですが精神的ショックが大きくなっちゃって行くの辞めたんですよ。」とは言えない。何故ならまだバッチリトラウマを抱えたままだからだ。

その病院は、6、7年前と見た目は変わりないようだった。
なので俺は前ここに来たことがないフリをしながら診察を受けた。
そして口をひらいた。
男性の先生は口の中を見てもイヤな顔一つしなかった。冷静に「親知らずが腫れてますね。」とおっしゃった。「抜いちゃいます?」というので、抜いて痛くなくなるならお願いしますと伝えた。しかしその日はどうしても外せない飲み会があったので、抜歯は断念した。日を改めて抜歯をするということになった。

なんだろう、その日は何も歯が治ったわけじゃないのに少し清々しい気分だった。丁寧に説明してくれる先生に俺は安心したのだ。

そして昨日だ。
いよいよ抜歯の日、少し緊張しながら病院に向かった。

名前が呼ばれて席に着くと、歯科助手的な若い女性がおもむろに俺の口をいじり出しだ。何も言わず。
なんだなんだと思いながら歯をギュンギュン磨いていく。
もう怖かった。きっとマスクの先はニヤニヤ笑っているに違いない。汚い俺の口が耐え切れず掃除しだしたに違いない。ザッツトラウマ!!
俺の下顎が震えだした。やっぱりトラウマは拭えてなかった。
「もう帰りたい。。」そう思ったが、ここまで来ると引くに引けない状況だ。
程なくして前回診察してくれた先生が様子を見にきてくれた。
抜歯前処置をその助手にお願いしただけだったらしい。

さあいよいよ抜歯だ。
と、その前にCTスキャンを撮るべく別室に連れて行かれた。俺の親知らずは神経と太い血管に触れている可能性があるらしく3D画像で確認する必要があったらしい。頭を固定し、その周りを回転しながら撮影するであろう巨大なメカに囲まれた。
ちょっとそのメカの位置が低かったんだと思う。「撮影しますね。じっとしていて下さい。」と言われたんだが、撮影が始まりメカが回り出すと、肩がバッチリぶつかっていたので一緒に身体も回ってしまったのだ。
もはや3Dでもなんでもない。カメラと一緒に俺も回転しているのだから。
撮影技師の人がくすくすと笑いながら「もう一度撮りますね。」と言った。
俺は悪くない!と思いながら今度はちゃんと撮れたようだった。

抜歯はほどなく済んだ。
だが、問題はこれからだった。
歯は抜けたがまだ根っこが残っている可能性があると言い、なぜか先生が次々と変わって処置を仕出した。
しかも次第に先生が年老いていくじゃないか。
そのたびに俺の口の中が血で染まっていく。
「圧迫止血だ!」と言われ、俺の奥歯を抑えたまま既に6人くらいいる先生が俺の口を除いていた。

明らかになにかがおかしい。。
それからラスボス感満載のポマードバッチリの老先生が俺の口をいじりだした。
「はい、大丈夫でしょう」そのポマードが言った。
なにが大丈夫か俺には全く分からなかった。
そして「院長そろそろ、、」と促されるようにそのポマードは去っていった。

もはや俺の周りにあの安心感を与えてくれた先生はいなかった。
いるのは、ベテランっぽい先生だけだ。若い歯科助手も消えている。

なにがあったのかベテランが教えてくれた。
「血管が近いとこでしたので。神経は大丈夫だと思います。明日また来てくださいね。」と。

怖い!!!
なにか釈然としないまま処置が終了した。
そして帰り際、おれに安心感を与えてくれたあの先生が出てきてこういった。
「何かあったら連絡くださいね。今日は21時までやってますので!」と、何度も俺に言った。
もはや俺よりもその先生が不安そうだ。

そしてそのまま出社した。
だが、全く血が止まらない。
しかも麻酔が切れてきて激痛が走る。
何かあったらってこのことなのか。。どうなのか。。
もういても経ってもいられず帰宅し俺は寝込んだ。

そして今日、再び病院に行き診察を受けた。
先生は俺の顎を触って「どうですか~?感触ありますか~?」と言った。
「え!なに?そこは歯じゃなくて顎だけど!怖い!」と思ったが感触あったので「感覚あります!」と答えた。
そうか、なにかあったらってこういうことかと思った。
神経が傷ついた可能性があったのだ。

お分かりだろうか、
「やっぱり歯医者は怖いのだ!!」
そう、俺はバッチリ確信した。

そして、ひとつ言えることは歯医者に行く前より抜いた部分が痛いということでした。