2014.10.03 Fri

剛毛の子

写真 2014-09-22 16 32 39

随分と更新がおろそかになってしまった。。。

というのも我が家に第1子が誕生しバタバタでここまできてしまった。

出産はというと、8月15日終戦記念日その日がきた。
深夜3時過ぎに破水し、嫁と共に病院へ向かった。
まだ陣痛が来ていなかった都合で、俺は一時的に帰宅し昼は嫁の家族とのんびり中華を食べていた。
そして昼過ぎ、陣痛が激しくなってきたところで病院に向かったのである。

陣痛というものは男性が経験すると死んでしまうくらい辛いものらしいが、まさにそのようだった。
嫁の耐える姿に俺は何もできず、ただただ「ヒーヒーフー」と嫁より大きい声で呼びかけることしかできなかった。
というのは、嫁は痛みのせいか、「ヒーヒーフー」を、「ヒー、ヒー、ヒー!!」と言ってしまう。
はたまた「フー、フー、ヒー!!」と。
それを俺は「ヒー、ヒー、フー!」だよと言い直すのだ。
そもそもなぜ「ヒー、ヒー、フー」というかご存じだろうか。
分娩室に入るまでいきんでしまわないよう力を抜くために「ヒー、ヒー、フー」と言いながら、ひたすら耐えるためだ。
しかし嫁は全力で「ヒー、ヒー、ヒー!!!」と言う。
そのたびに俺は「ヒー、ヒー、フー!!」と全力で言い直す。
これで、、合っていたのだろうか。。
今さらながら助産婦さんに聞きたい。

そして4時間くらい経っただろうか。
俺はウンコがしたくなったのだ。
「ヒーヒーフー」合戦を放置し俺はトイレに向かった。
こともあろうかその間に嫁は分娩室に入ってしまったのだ。

ついに嫁は出産に向け全力でいきむ。
そして俺はウンチを出すために全力でいきむ。
今思えばこれでこそ二人三脚だ。

豆粒みたいなウンチを出した俺は助産婦さんに急ぎ促されるよう分娩室に入った。
嫁は汗だくで頑張っていた。
俺は嫁のオデコをなでながらうちわで顔を仰ぐ。
もうその段階で俺は泣きそうだった。
泣く準備は万端だ。

そして、毛むくじゃらな子供が産まれた。
肩がびっしり毛で覆われていた。
我が子だと思った。

産まれたばかりの子を嫁が抱っこし、いよいよ俺の涙腺が爆発しそうなその瞬間に院長が自分の家族構成から母乳の話をなぜかし出したのだ。
正直、俺も嫁も「へ~、そうですか」って感じだったと思う。
結果、俺は涙を呑みこんでしまった。
しかしながらなによりも母子共に健康だったのが本当にうれしい。

正直に言うと子供はかわいいです。
想像したり周りの人の言うことを聞いていたけど、まさにその通り、可愛いです。
そして不思議です。

今はまだ本当に小さくて人間っぽさもないけど、表情や動きが純粋極まりなく想像できないリアクションをとりまくっている。
泣く(涙でない) ⇒ 乳を飲む ⇒ 寝る ⇒ 泣く
という破壊と創造の無限ループ。
時間的に規則性があるようでない。
まさに俺と嫁は娘中心の生活を強いられている状況だ。

まだ俺は事務所にいく必要があるので今まで通りの生活が体感できるけど、嫁からしたら360°今までの生活とは変わってしまっている。体力もストレスも俺の想像を超える大変なものだろうに頑張ってくれているから本当に頭が上がらない。
どうにか俺も支えていきながらこれから迫りくるだろう難題も幸せパワーで乗り切っていきたいと思っている。

さて、先日はGOMA & The Jungle Rhythm Section10周年遊びに来てくれた方々ありがとう。
最後のセッションも最高で幸せな気分でVJをすることができた。
次は12日大坂の陣。会場の都合で俺のVJがあるかどうかはまだ定かじゃないけど、再びいいライブになるよう挑みたい。

そしてそして18日は、nego所属レーベルBAYON PRODUCTIONの初企画「TATE」だ。
https://www.facebook.com/events/451283281679451/

今年negoとして企画を打つことはないので、この企画が気合の入れどころなのである。
昨日の打合せで色々アイデアが出たので準備万端で当日迎えたい。
是非予定空けといてね。

あ、あと8日もう来週だけど、某アフロ奏者の初アルバムがリリースされます。
http://u-zhaan.com
聞かせてもらったけど、最高のアルバムだ。ジャケットもすごい。
是非手に入れてくださいませ。
スタンプも発売されたそうだよ。
https://store.line.me/stickershop/product/1019192/ja

なんだか告知だらけになっちゃったけどよろしくお願いします。

※写真は、ナンシーがくれたお茶です。テンガではありません。