骨を折った。

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まさかの酔っ払って転んで肩を打ったらしい。
というのも、残念ながらあまり覚えてない。
ちゃんと風呂に入って着替えて寝ている。
で、朝起きてみれば肩が痛くて嫁に泣きついたのだ。
いい大人がそんなことで骨を折って情けない。。

<入院1日目>

その痛みで、俺はなんとなく病院に行くまでに気がついていた。
骨折していると。
何故なら骨折は5回目だからだ。
この感覚はすぐ思い出した。
そして案の定、病院に行った所即日入院になった。
鎖骨の先端がパックリ割れてる。
先生が手術するべきかどうか悩んでいた。
「普通はここ手術するんだよなぁ。どうしよっかなぁ」と言っている。
普通手術するならやるべきじゃないのか。
俺はそう思ったが何故か悩んでいる。
なので、手術しないとどうなりますか?と聞いてみた。
「腕が上がらなくなるよ。」と先生は言った。
そんなのやだから手術しましょうよと、俺は言った。というか誰だって言うだろう。
しかしまだ悩んでいる。
しばらくして「ちょっと誰かに聞いてくる!」
と言っていなくなってしまった。
だ、だ、だいじょうぶだろうか。。。不安がつのる。
結果明日手術するとのこと。
週明けには退院できるとのこと。

うーん、やっぱり骨折は面倒である。
とりあえず仕事が数日出来なくなるので、各所連絡と引き継ぎをしていかなけばと考えていた。こんな時、会社という組織のありがたみを感じるわけだ。会社の代表である池田さんに電話で「骨折しちゃった。」と言ったところ、即時社員全員へ”宮沢骨折”が伝わった。原因は伝えてないのに「どうせ酔っぱって折ったんでしょ?」と池田さんの電話越しに聞こえてきた。見事にその通り過ぎてなんだか悲しくなってしまった。
ちなみに8年前に骨折した時、会社のみんなには、”ゴミに間違われてゴミ収集車にはねられたんでしょ。”だった。

そんなこんなで入院後仕事関係の方に随時連絡を取った。調整してくれたクライアントの皆様には申し訳ない気持ちと感謝でいっぱいです。こんな俺でも付き合ってくれて嬉しい限りです。
明日は手術。

<入院2日目>

手術当日。
全身麻酔で骨にピンを入れて針金で固定するとのこと。
至って俺は冷静で落ち着いている。
だって全身麻酔だと何も気づかず即時終わってしまうからだ。
で、俺は知っている、骨折で最も痛いのは、手術後の麻酔が切れて切開したキズが夜中痛み出すということだ。それが不安でならない。鎮痛剤をふんだんに使ってもらおう。そう考えていた。

そして手術が終わった。
自分からしてみればあっという間だ。
やはりキズ口が痛い。
看護婦さんが「大丈夫ですか?」と聞かれる前に「鎮痛剤ください!」と言った。
あとはジッと時間が過ぎるのを待つだけである。
長い夜を自業自得という思いと共に反省の念を持って越すのである。

<入院3日目>

俺は今、傷が塞がるのをのんびり待っている。

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4人部屋の病室に3人男が入院している。
向かいのベッドは大学バスケで膝を脱臼骨折したそうだ。もうこれを機に引退するとのこと。「もう引退ですね」とつぶやいた彼の声には、輝かしい未来への旅立ちとある種の諦め等、いろんな意味がこもっていたんだと思う。

右側のベッドは、先ほど手術が終わった高校生で普段サッカーをやってるそうだ。彼も膝をケガしたようで全身麻酔が心配だったのかお母さんがシクシク泣いている。

あとこの部屋には、酔って転んで骨を折ったおじさんがいる。

お分りだろうか。
酔っ払い骨折というどうしようもない人間過ぎるこのおじさんの居心地の悪さを。

しかもこのおじさんは、ちょっと偉そうにしている。何故なら5回も骨折した骨折のプロだからだ。彼らの痛みは、よく分かる。心の痛みは分からないが。
術後の全身麻酔で尿管がきもちわるいのも、傷がふさがってからのリハビリの大変さも十分知っているのだ。
だから少し偉そうに「鎮痛剤もう少しください〜」と看護婦さんを呼びつけているのだ。
そう鎮痛剤があれば骨折なんてなんのこともない。でも全然看護婦さんが鎮痛剤持ってきてくれない。夕方でもいい??と聞いてくるが、痛いなあ〜早くほしいなぁとごねてみる。するとやっとのこと、鎮痛剤を持ってきたのだ。鎮痛剤最高!もう退院したい!そう思ってるが、まだダメなようだ。

そう、暇である。
傷口の関係でまだ退院出来ないそうだ。
もうパソコン作業は問題無さそうなので早速遅れた仕事に取り掛かるべし。
そうして同室の彼らに社会人ぽく見られるんだ!