後始末の陣

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そう、今俺は入院している。
半年前に骨折した鎖骨のボルトを抜くためだ。
引越しやら年度末やらで忙しい時期だが、医者曰く「早く抜かないとボルトが肩から飛び出るよぉ」とのこと。肩からボルトが飛び出てる人なんて見たことないし、カッコ悪いのでそれは早く手術しないとということで、嫁娘に迷惑かけつつも今になったのだ。

再びあの病院にいる。
病室は前回同様4人部屋だ。
ただ前回と違う点といえば、同室の人のガラが悪いということだ。
「君の名は」的な青春はこの病室にはない。

足を骨折してる金髪パーマデブは、まずテレビの音がうるさい。そしてお菓子が散らかっていて汚い。
もちろん俺はその素行の悪さを注意などしない。なぜなら逆ギレされたら怖いからだ。

そして昨日なんてこのデブは、外出届けを出したまま帰って来なかった。看護婦さんには仕事の書類を書かないといけないなどと言っていたが、俺は知っている。雀荘に行く約束を友達としていたことを。

アキレス腱の切れた作業着おじさんは、今日手術だというのに朝からどっかに行ってしまった。昼くらいに戻って来たところ、看護婦さんにド怒られている。しかも飲むべきスポーツドリンクを飲んでいない。「なんで飲んでないの?飲まなきゃならない理由分からない?脱水症になっちゃうよ」と、引き続き怒られている。

あともう一人いる彼は、2日前から高熱で全く動けなくなっている。ガラが悪いわけじゃないが、高熱で辛いということをなにやら我慢しているようだ。それを看護婦さんは「辛いなら辛いとちゃんと言いなさい!」と辛そうな彼を叱っている。
そう、この病室は看護婦さんが怖い。

だから俺は大人しくしている。
ジッと動かずただ時間が過ぎるのを待っている。
怒られたくない。
そうなのだ。
しかし、あの看護婦が俺のところへやって来てこう言った。
「なんでまた鎖骨なんて折ったの?」と。
俺は、「酔ってしまって。。。」というと、
「まったくもう!!」と怒っている。

看護婦さんは、思い出したように「そういえば秋くらいに来たよね?思い出したわよ。
それから何人も鎖骨折った人が来て大変だったんだから!」と。
聞くところによると、鎖骨の骨折は連鎖するようだ。

骨折の連鎖、、、
穂見の呪い。。。
俺の知らないところでも骨折が続いていたとは。。
いよいよこれは本格的なホラーだ。

結果、最近は骨折の抜糸が毎週のように行われているとのこと。

改めて身の引き締まる入院となっているのでした。
ところでいつ退院出来るのか誰か教えてください。
※04.18 もう退院してます!