2016.01.21 Thu

15YEARS

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VEJ主催「15YEARS」にお越し頂き本当にありがとうございました。
来れなかった人もYOUTUBE LIVEで見てくれた人も初めてVEJを知ってくれた人もありがとうございます。

終わった。。
なんかこれでやっと年越しした感じ。

本当に本当にVEJの人に限らず色々な人に手伝ってもらって実現することができました。

まずは我らがBAYONレーベル主宰北澤さん、そう北澤さんの協力からこのイベント告知方法を学んだ。我々、webや映像を作り出すことが出来るけど、それを売り込む方法を知らない。だから北澤さんみたいな人が必要なのだ。リリースのタイミングから文章の作り方を打ち合わせて世の中に発表することが出来た。

そして今回とても安心したのが舞台監督として入ってくれた小山さん。小山さんは昨年、銀河劇場で行われたエリーさんのイベントでも舞台監督を務めてる。なのでライブの段取りからライブペイント用のキャンパス作成や本番対応などなど、本当に頼りになった。というか、小山さんいなかったら実現不可能だっただろう。

あと、ワッシーさんが名古屋から駆けつけてくれたのは嬉しかった。ワッシーさんには名古屋に行くたびに俺の現状報告をしていて、VJだったりwebの仕事をよく聞いてくれていた。だからこの節目のイベントにそして一緒に体感できることは本当に嬉しい。残念ながらまだちゃんと描き上げてくれた絵を見れてないけど、それはこれからの楽しみとして取ってあるのだ。

そして我らがnego。
もう今回negoのメンバーには甘えっぱなしで、好き勝手にやらせてもらっちゃった。でもね、このWWWでnegoをやりたくてやりたくてずっと思っていたのだ。
それが実現できたことがなにより最高だった。
そしてPAにはナンシー。
昨年なかなかナンシーと一緒にライブが出来なかったけど、この節目になるライブを一緒に迎えることができて、そして最高の音を出してくれてうれしかった。
「これがnegoです!」というものがお見せできたと思う。

そして次に出演してくれたエリーさん。
エリーさんとは最初、誰かミュージシャンをブッキングして一緒にやってもらおうと画策してたけど、俺の力不足でモジモジしてたところエリーさんから「ミッチェ一緒にやろうよ。」と言ってくれたのだ。実は以前、「モンブラン国際文化賞2012」の授賞式でエリーさんと映像とペイントの融合をやったことがある。これがエリーさんのペイント初挑戦だったと思う。それ以来の実現だ。
そして音楽にはDJマイケルにレイハラカミ縛りという難題を投げかけ挑むことができた。なぜハラカミさんかというとエリーさんの思いもあるが、俺個人的にもずっとハラカミさんのWEBサイトを管理してて、残念ながらあの時から更新は止まっているが、そう、ハラカミさんの音でやってみたいという思いがあったのだ。
そして本番、思った以上にいい感じに映像とペイントがマッチしてしまった。エリーさんはどんな絵に仕上がってるか分からなくなってきたと言っていたほど。それからエリーさんは自身でペイントを進めるわけだけど、さすが数多くライブペイントをやってきただけあって、色使いも構成もそして暖かい絵に仕上がったものはさすがだと思った。
緊張してただろうに、お客さんを絡めながら会場全体をいい雰囲気にしてくれたのは本当に望んでいた以上のステージにしてくれて感謝感謝なのである。

そしてあら恋。
池永さんとはご近所と言ったけど、それ以前にnegoでの対バンで知り合い、そしてロカペニさんとの出会いもあら恋なのだ。
今でも忘れないけど、VJとして憧れをもっていたロカペニさんに外見がイカツイので、全然話しかけれなかったけど、ライブの打ち上げで紹介してもらう機会があった。それから話がトントン拍子に進み、2011年あら恋のWWWワンマンにVJミッチェとロカペニスが実現することになる。
それから3年、まさかロカペニさんと一緒に働くことになるとは思っていなかったけど、今では毎週飲みに行くようなVEJメンバーだ。
そう、それ以来のダブルVJでのあら恋ライブ。
今回、「15YEARS」というテーマに合わせ組んでくれたセットリストは、ほぼ新しくリリースされるアルバムからの曲で、ある種懐かしいVJ演出ながらもネクストステップに進むあら恋のライブを一緒に体感することができた。
またあら恋とは、4月9日同じWWWにてVJ rokapenisとmitchelは出動するので是非見に来てもらいたい。

ライブの最後は、旅人さん
まさかの右腕骨折。
その過酷な状況にも関わらず最高のライブをありがとうございました。
もうこのイベントは、旅人さん無しには実現出来ないと思っていたので、一番最初にオファーさせてもらった。
旅人さんとは、DIY STARSの立ち上げから一緒に色々なウェブサイトを作ってきた。その都度、旅人さんは俺に感謝してくれるのだが、それでも「いつかVEJにお返ししたい」と言ってくれていた。もう十分お返しもらっていますと思っているのだが、この15周年というVEJの節目に旅人さんに出演してもらうということ甘えさせてもらった。
そして、旅人さんにはもう一つお願いをしたのだ。
旅人さんとVJとして一緒にやりたいということ。
昨年の旅人さんの特殊ワンマン「兵士A」でひらのりょう君と作ったライブに衝撃を受け、VJとしてじゃあ俺が旅人さんとやるなら何ができるのかすごく考えた。
それは今までVJとしてやってきたこと。
俺がVJとして大切に思ってる事。
俺は映像作家でもなく、自分の作品と呼べるものもない。
でもライブが好きで、音楽に合わせて映像を出すのが好きで、ミュージシャンが実現したいということを形にしてきたVJだ。
じゃあ自分自身にあるものはなんだと言われれば、俺はただのサラリーマンで、普段の生活があってそして家族がいる。至って普通の人間であるということ。
それをVJとしてやってみたいということで、旅人さんにお願いしたのが、最後に演った「15YEARS after」なのである。

15歳の娘に手紙を書いた。
つたない文章で。
そう、それを旅人さんに渡して、これに音をつけてください。
これが最初に旅人さんにお願いしたこと。

そしてライブで、旅人さんが俺の手紙読み、そこに文字と映像をVJとして、
その場で即興で折り込んでいく、そういうライブができた。
収録したこのライブを15才になった桃子に見てもらって、俺と旅人さんで作った作品は完結するのである。

もう旅人さんには感謝しかない。
だからこれからも旅人さんがDIY STARSでもそうじゃなくて、俺は感謝の念を持って一緒に色々なものを作っていきたいと思っているのです。

そして無理難題を実現してくれた里道さんはじめWWWのみなさん。
ありがとうございました。
今年、2号店の開店含め今後ともよろしくお願いします!!
VEJとしても個人的にも!

最後に来てくれたお客さんやクライアントの皆さま、そして僕の友達、
あまりお話しできなくて申し訳なかったけど、一緒にこの15年という節目を
迎えることができてうれしかったです。ありがとうございました。
あと、想像以上に日本酒「緑川」がおいしかったせいか、ベロベロに酔っぱらってもらって、打ち上げでも楽しそうにしてくれてよかったです。
ほとんどステージ側にしかいれなかったけど、エントランス含めラウンジでVEJメンバー総出のおもてなしに満足してもらったかと思います。
本当にこのイベントをやってよかった。そう、酔っぱらってるみんなを見て思いました。

イベントテーマ「15年」ということだけど、
20歳から今まで自分の15年は間違ってなかった、
この15年を経て今の俺がいますと言い切れる日になりました。

最後に、今年、俺は東京を離れます。
第2の人生が待ってるわけだけど、その前にこういう機会があってよかったです。
VEJのみんなに感謝しつつ、これからのVEJそしてミッチェをよろしくお願いします。