俺は福山雅治じゃない。

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そう、山梨に引越した。
なぜ山梨なんだということを聞かれるが、学生の頃から飲んで夢を語る事に「山梨に住みたいんだ」ということを言ってきたので知ってる人は知ってると思う。

一番の理由は、小淵沢におばあちゃんがいたということ。
だから幼少時期から夏休み、冬休み、春休みと全ての大型休みにおばあちゃんちへ行っていた。
そこで見た景色や環境が強く印象に残っているのだ。八ヶ岳の荘厳さ、南アルプスの猛々しさ、川の水の冷たさ、夕方になればどこか不思議な雰囲気、夜は真っ暗闇の怖さと星空のキレイな空気、そしておばあちゃんの暖かさだ。
もうおばあちゃんは亡くなってしまったので会うことは出来ないが、この場所にいつか自分も身を置きたい、そう思っていたのだ。具体的にはそれからまだやりたい事があるのだが、それは順序追ってからやっていきたい。

ただ山梨に行くということは、自分がもっと年齢を重ねてからかなあと思っていたが、このタイミングでまずは甲府へと決断した。
その理由として、「日本死ね」問題にもなってる子供のこと、あと自分の仕事のこと、そして隣人問題。

仕事に関しては、もう2年前から社長に「山梨に行かせてほしい」そう伝えていた。
完全に身勝手な理由だが社長の池田さんは真剣に考えてくれて、かつその移住を会社として活かせる形を模索してくれたのだ。
俺自身としても今までの仕事を続けたいし、仕事をくれているクライアントを裏切るようなことは、まずしたくない。だから今までと変わらない形を実現させるにはどうするべきか考えてきて、様々な検証を行い、今も継続的に実験を繰り返している。
「まずは行ってやってみないとわからない」これは、今までも新しい技術に取り組む時もそうだったが、実戦で覚えるタイプなので準備はしたものの、今こうして甲府へきたのだ。
仕事に関してはそう、これからVEJ山梨支社として事務所準備という大きな目標がある。それに向かってやったことの無いことにチャレンジするのだ。

あとは震災以降少なからず自分と家族のことを考えてきたつもりだ。
世の中なにが起こるかわからない。
もしそうなった時、家族を持つ身として自分の人生はこれで良かったと言えるような状態に少しでもしておきたい。そう、考えるようになった気がする。そのためにはまず自分は何が出来る人間なのか、それを再確認すること。それはVJをする面でも制作をする面でも生活をする面でもとても大切な指針になっているような気がしている。だから甲府へ移動するという決断も出来たのだろう。

そんなこんなで甲府に来て2、3日が過ぎた。やっと少し部屋が片付いたが、なんだか合宿に来ているような感じだ。

そして気づいたことがある。
甲府は車があればとても便利だということ。
スーパー(オギノ、いちやまマート)もホームセンター(ケイヨーデーツー)、電気屋(コジマ、ノジマ、ケーズデンキ)、イオンモール、スタバもマックもデニーズもジョナサンも、そしてコメダ珈琲も全て15分圏内にあるということ。とても助かる。

あと、まだ飲みに行けてないのでどんな飲み屋があるかとても楽しみにしている。いつか友達がきたら紹介できるようなそんな飲み屋に行ってみたい。

それと今朝、近所の公園で初めて地域の人と話ができた。
大きな荷物を持った片足びっこ引いたおじさんだ。
「おはよう!可愛いねぇ」そう、遊具で遊んでいた娘と嫁に話しかけてきた。
「おはようございます!」俺は返事をした。
するとおじさんは、
「あら!お父さん、福山雅治にそっくりだ!」そう、言った。
俺は福山雅治に似てると言われたことが産まれてこのかた一度もない。
続けて嫁に対し、
「お母さんも美人だ!前田敦子にそっくりだ」そう言ったのだ。
エミは、顔が長くて背もでかい。前田敦子と真逆だ。
俺はとてつもない警戒心を発した。
だがおじさんは気にもせず27年間中華料理屋で働いていたことなどを話してくれた。
こういった場合、嫁は切り返しがうまい。
人見知りの俺は黙るだけだが嫁は軽快に会話をさばいていく。
そうしておじさんは去っていったのだ。

おじさん、俺は福山雅治じゃないけど、頑張っていくよ。